チラ裏ブログ

日々の忘備録

【映画】 アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅 見てきました

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 映画レビューも4作目です。7月は映画ラッシュなのでガンガン感想を書いていきます。以下感想とか見どころです。(ネタバレ有)

 

 

 見どころ

 テーマの一貫性

 映画見終わった時に思ったのですが、この映画は時間と家族がテーマになっていました。特にアリスの家族のやりとりであったり、マッドハッターの過去の出来事に対する伏線の張り方はとても上手だと感じました。前作と比べるとアリスが大人になった分、子供の時のような無茶はできないと序盤の辺りでは言っていたのですが、物語が進むにつれてアリスの成長ぶりや行動の変化等々が分かりやすく描写できていたのはこの作品のいいところだと感じました。

 

気になったところ

赤の女王と白の女王のアレコレ

 この作品の悪役とも言える赤の女王と白の女王がいるのですが、前作に続いて今作にも登場しています。この2人は姉妹ではあるのですが仲が悪くなった原因がこの作品で解明されます。ただ、そのきっかけがあまりにもくだらないというかなんというか・・・・って感じで作品の質を落としているような感じがしました。前作でかなり大規模なケンカ(?)をしておきながらあまりにもの理由のしょうもなさに少しガッカリしました。その後に赤の女王が誰も信じられなくなり街を壊して自分のお城を作ったりする理由が解明されていくというシナリオになっています。赤の女王の我儘っぷりを見ていれば過去の原因であそこまで破天荒になったことがわかったにしても、白の女王との関係のこじれた理由は個人的にしょうもないと感じました。

 

タイムというキャラクター

 今作初登場のタイムさん。アリスがクロノスフィアを借りたためにアリスの敵役になるキャラクターです。最初は敵になって最終的に和解するような感じになっていくのですが、和解の仕方が尺の都合なのかかなり不自然な感じになっていました。アリスがクロノスフィアを元に戻すことでハイ和解^^ってことにしたかったのでしょうが、個人的には不自然な感じがどうにも否めないと思いました。

 

感想

 前作がある作品なので、前作を見ている方でキャラクターが好きだったり、セリフ回しが好きな方には良い作品かもしれないですが、これ単体だけだと正直つまらなくはないけどすごい面白いかと言われるとなんとも言えない作品であると感じました。ティムバートンは個人的に好きなので期待していた分少し残念だと感じました。

 

 7月は公開映画が多く現段階でウォークラフトファインディング・ドリーは見てきたのですが、時間がなかなかとれないので次の更新も時間がかかりそうです。

とりあえず今日はここまで。